脈拍数は、嬉しい時、悲しい時、怒った時、緊張した時など、様々な精神的変化にも敏感に反応し変化します、また、当然の事ですが、歩いたり、走ったり、ダンスをしたり、字を書いたり、様々な体の動き、運動に反応し変化します。
では、どの様に反応するのでしょう?
私(兼古循環器クリニックの院長)が自動的に脈拍数の変化をするペースメーカーの研究をするまで、世界中で誰も答えられる人は居ませんでした。つまり、脈拍数は「なになにの」運動でこの様に変化する、その変化の過程はこの様に変化しました、との報告のみでした。どの様な人の動きに関連して脈拍数が変化するのかについての報告はありませんでした。
精神的な変化は、定量しにくいので、難しいのです。
しかし、兼古が、運動時の変化についての研究をする中で、垂直(たて)方向の加速度の積分に比例して脈拍数が変化する事を発見したのです。つまりは、人の運動量に比例して脈拍数が変化していたのです、大発見です!!、今まで謎だった、脈拍数の変化の謎が解けたのです。世界初の発見が、日本発の成果で、現在、世界中で販売されている、すべてのレートレスポンスペースメーカーが、この原理を利用し作られる様になったのです。
脈拍数はどの様に変わるの?